神戸三社巡り
真鍋行雄副会長のご挨拶
みなさん、おはようございます。
きのうまで暑くて、神戸行きが暑いのではなかろうかと思っておりましたけれども、皆さん方の日頃の行いが良くて、雨もそんなに降らず曇天で、旅行日和ではないかと思っております。
本日は、先程事務局長からお話がありましたように、大勢の参加を頂きまして、これから神戸へ向かって参る訳でございます。
神戸は皆さん方ご承知のように真鍋一族と深いつながりのあります楠木正成公をおまつりしております湊川神社、ここへ参るわけでございます。 それとあわせまして三宮神社では真鍋五郎助光が射落とした河原高直・盛直の二人を祀っておりますお宮さんがございます。そこへ参拝し、それから 激戦の跡でありました生田神社、ここへ参るわけでございます。
源平合戦で、真鍋五郎助光に弓で討ち取られた源氏方の河原兄弟の祠が神戸市三宮神社にある。
三宮神社正面 − 兵庫まなべ会のお出迎えを受けました。
生田神社を取り巻く八社のうち三宮が繁華街として栄えたようです。
三宮神社の中にある河原兄弟を祀る祠
河原兄弟を祀る祠の説明板
説明板の記載内容
源平の史蹟
河原霊社のいわれ
祭神
河原太郎高直公(兄)
河原次郎盛直公(弟)
祭日
二月七日(旧暦)
寿永三年(西暦1184)に起った源平一ノ谷合戦生田の森で一番乗りの功名手柄を立て (二月七日)討死をした源氏の勇士河原兄弟の塚とその馬塚がこの付近にあったが神戸開 港以来土地の発展につれその塚は惜しくも跡を失ってしまった。
大正十一年四月三宮町三丁目の有志がこの有名な源平の遺蹟を世に顕彰すると共に兄弟の 霊を祀って河原霊社を建立した。
旧鎮座地は都市計画のため昭和三十三年四月少し北の方に当たる地に移したが亦々環境の 変化によって昭和四十六年十二月吉日に三宮神社境内に遷した。
平成七年一月十七日未明の阪神大震災に因り壊滅したので此の度復興したものである。
平成十年一月吉日
河原霊社奉賛会
祠の正面と両側の石碑